涙の距離

 

ここから そこまで どれくらいあるんだろう
目に見えない距離だからなかなか一歩が踏み出せない
目の前で落ちてった溢れて止まらない涙は

 誰のせいなの 何のせいなの それとも自分が許せなかったの

 

周りを見ればこんなにたくさんの人がいるのに
苦しくても一人ぼっちで ずっと今まで戦ってたんだね

 

涙の数弱くなってった 僕らの痛みは自分にしかわからなくて
こうなるまで気付けなくてごめんね
もしまだ間に合うなら…… 「少し話そうよ」

 


どうしてこの世界は辛い事ばかり溢れてるの
流れた涙の音さえ 雑踏にかき消されてしまった

 

泣いても変わらない世界で 私はどうしたらいいの?
苦しくても 苦しくても それでも生きていく意味はあるのかな?

  

涙の数 怖くなってった 本当の自分を周りに見せる事を
信じるもんか どうせまた傷つけるんだ
どんなに優しい言葉だって信じられないよ

 


僕の声は聞こえるかい
僕の歌は聞こえるかい
君に歌ってるんだよ

 

涙の数 しみた傷が もう傷つかないように 心を深くに隠した
聞こえたんだ 小さな声が 今から行くから逃げないで待っててよ
君の痛みは君にしか分からないけど これ以上君を傷つけるつもりはないから
一緒に歌おう 手を繋ごう
まずはただそれだけでいいと思うんだ


ここから そこまで どれくらいあるんだろ
目に見えない距離だから僕らは確かめ合って歩むんだ